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言葉にする事 会社編

 

私は、会社を去年の9月に退職しました。

多分先生のセラピーでもその話は何度もしていたと思います。

今回は、会社を辞めた経緯とセラピーで起きた奇跡の話をしていきたいと思います。

 

 

辞めたい、やめる、もう行きたくない、圧がきつい、会社めんどくさい、好きな事したい。

このセリフは先生に何十回と言ってました。(多分)

 

ある日、私は上司にブチ切れました。

色々たまっていたのです。

クビ覚悟です。

 

社員に対する上司の圧

体制がコロコロ変わって振り回される

挙句上司が2年もしない内に辞めていく

これでも世の中に名の通る大手企業です。

誰もが名前を言えば知っている会社です。

中身がブラックすぎると、

まぁ言いたい事全部言いました。

あちらの口もあんぐりです。

 

 

しかし小心者の私

内心ドキドキです。

当たり前ですが上司に盾突いたら

会社勤めが厳しくなるのはサラリーマンの常です。

もちろん会社の誰一人このことを良しとする人は居ませんでした。

それは当たり前の話。

自分の立場を失くす可能性だってあるわけですから

 

上司に盾突いて、よく言った!!!えらい!!なんて人は、誰もいません。

仲良しの同僚でさえ目を背ける始末です。

 

 

その週のセラピーで、先生にその話をするのも嫌でした。

何やってんの、上司にうまく取り入るのが利口な人のやる事よ

とか同僚みたいに言われたら悲しくなる


⭐︎


と、

そんな不安を持ち合わせたまんま

先生に、その出来事を話します。


⭐︎


上司に尋常じゃない位の

ブチ切れ方をしてしまったその話をすると


⭐︎


もうね限界だったのよ。

言いたい事言ってすっきりしたなら

それはとてもよかったじゃない。

と先生は言います。


⭐︎

 

よかったじゃない。


 

誰一人良しとしない出来事を

先生は

思いっきり肯定してくださいます。

 


なんだか、ほっとしたのと、

自分の気持ちを、認められた気がして

涙が出て来たのです。

※私はセラピー中に、よく泣きます。


 


不安でいっぱいだった、私の心は

先生の『よかったじゃない』と言う、

セリフで、止まっていた思考が動き出します。


⭐︎


会社生活の限界をとっくに迎えていたのに

気が付かないふりをしていた事。

満員電車が大嫌いだったこと。

上司の圧に耐えられないのに、

平気なふりをする自分が大嫌いだった事。

上司が次々に辞めるから、

細かい引き継ぎが出来ないまま

仕事が一々止まる事。

そのせいで生産性が落ちるのに

いつも怒られるのは残された部下の仕事。

でも、

辞めたら再就職できないかもしれない。

路頭に迷えない。

お金がなくなる恐怖。

永遠ループの中で、

人生を変えようとしない守りに入る自分。

会社に必死にしがみついている自分。

に、気が付いたのです。

 

 

それが会社と言うものです。

我慢しなさい

とか、

それは、やりすぎだって

とか、

気持ちは分かるけど、わがままだよ

とか、

誰もが常識の中で言うだろうセリフではなく



『よかったじゃない』

と言う先生の、肯定は、

私に勇気をくれるのです。




肯定の力は凄くて

誰かひとり見方がいると思うだけで

考えや思考の幅はどんどん広がっていきました。




そして、ずっと先延ばしにしていた結論を

出します。



その日、先生のセラピールームで

会社を辞めると、決めます。

私は、私の人生を、歩むと決めたのです。

 

 

 

つづく